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人物相関図とあらすじ「アンフェア」

アンフェア人物相関図とあらすじ
映画/ドラマ
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アンフェア

アンフェア
アンフェア

2006年のドラマシリーズから始まったアンフェア。秦建日子の小説「推理小説」をドラマ化したものだった。秦建日子はサスペンスドラマのシナリオライターを経て、数々のドラマ制作に携わってきた人だ。サスペンスドラマとしてのクオリティが高く、「アンフェア」終了後、多くのファンが続編を望み、以後、続編やスピンオフが作られた。

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2006年アンフェア(TV放送)

登場人物

アンフェア人物相関図とあらすじ
アンフェア人物相関図とあらすじ
捜査一課
捜査一課 雪平夏見(篠原涼子)
捜査一課 安藤一之・新米刑事(瑛太)
捜査一課 安本 正広・巡査部長(志賀廣太郎)
捜査一課 小久保祐二・係長(阿部サダヲ)
捜査一課 山路哲夫・管理指揮官(寺島進)
捜査一課 蓮見杏奈 ・情報解析係(濱田マリ) 鑑識課 三上薫・検視官(加藤族也)
岩倉書房
岩倉書房 瀬崎一郎・雑誌編集者(西島秀俊)
岩倉書房 森川 静雄演 瀬崎の上司(大高洋夫)
岩倉書房 松本理恵子(小林麻央) 人気作家 久留米隆一郎(井上順)
ゴーストライター 平井唯人
新聞社
新聞社 佐藤和夫・日報新聞社社会派デスク(香川照之)
新聞社 武田・日報新聞社編集長(大河内浩)
佐藤美央 佐藤和夫の娘 家政婦 牧村紀世子(木村多江)
加害者 広田祐次(伊藤洋三郎 )
牧村の事故の加害者

雪平夏見

雪平夏美は捜査一課の犯罪検挙率警視庁トップの美人刑事である。捜査一課の刑事だった父は15年前何者かによって殺された。父が最後に見た景色を見るために父が死んだ場所に横たわる。それ以降、雪平は犠牲者が最後に見た風景を見るために死体のあった場所に横たわる。

推理小説型予告殺人事件

ある殺人事件の現場に「アンフェアなのは誰か」という栞が残されていた。その後、警察や新聞社・出版社に事件を予告する「推理小説」という小説の原稿が送られてくる。続きは落札するようにと犯人の要望だった。

事件1 新宿中央公園で中年男性と女子高生の遺体が発見される。

雪平は「アンフェアなのは誰か?」と文字が印刷された栞を見つけ、その栞は岩倉書房という出版社のものだと突き止める。雪平の友人松本理恵子は「今夜、ふたつの命と引き換えに、僕の才能は甦る TH」というメールを受け取る。その後、理恵子は部屋に待ち伏せされていた元カレともみ合い、元カレから「恐怖のどん底に陥れるすげぇの書いているんだ。人が次々殺されるんだ」と言われる。 新聞社や出版社に「推理小説上巻」という原稿が送られてくる。その内容には犯人しか知りえない殺人事件の詳細が書かれていて、次の予告まで書かれていた。

事件2 誠文出版の編集者野口が転落死

松本理恵子は「編集者は落ち、人々は僕の才能を認める TH」と書かれたメールを受け取る。「推理小説」はその日の日付で殺人が起こることが書かれていて、その通りに事件が起こった。「アンフェアなのは誰か?」と印刷されている栞が塩崎のポケットから出てきた。塩崎が取り調べられる。 警察・出版社に「推理小説予告編」という予告殺人小説が送られてくる。その内容は次の犯行をほのめかすものであり、小説の続きを落札するように犯人は要求してきた。入札がなければ「愛するもの」を殺すと。

事件3 「愛するもの」絞殺

松本理恵子へ「会いたい TH」とメールが届く。恵理子は瀬崎に「TH」「小説」を書いたのがが平井唯人かも知れない、平井の家に「小説」がないかを確認しに行くと伝える。平井の携帯やPCからは「TH」も「小説」も見つけることができなかった。瀬崎は「小説」の書式が平井に似ていることと、平井の元恋人が恵理子であることを雪平に伝えうが、恵理子は平井のアパートで殺されてしまう。恵理子の手には栞があった。 そして、「この殺人の責任は私の小説を無視した警察とマスコミにある。次の殺人は3日後で、入札価格は1億円だと。次の被害者はか弱き者」と書かれていた。

事件4 「か弱き者」刺殺

警察は岩倉書房と組んで入札し、おとり捜査を行う計画を立てる。すべて極秘に行われることとなるが、犯人におとり捜査だとバレてしまう。犯人から「か弱き者は、、夕日を浴びてそびえる美しい東京タワーを目に焼き付けて死ぬだろう。」と言われる。「か弱き者」は雪平の娘なのだろうか。犯人は平井なのか。雪平の娘美央は家政婦の牧村と連絡が取れなくなっていた。 夕方、東京タワーの見えるビルで死んでいたのは平井唯人で、平井の手には栞があった。「か弱き者」は容疑者とみられていた平井唯人であった。

事件5 犯人死亡

雪平は言葉の端々から犯人が瀬崎だとわかる。雪平は岩倉書房へ向かい瀬崎と会う。瀬崎は上司の森川にナイフを向ける。雪平は瀬崎を打つ。死んだ瀬崎のポケットから結末が書かれている紙を見つける。「女刑事は犯人を撃つ」と。 瀬崎のPCの中から「推理小説」の原稿が見つかる。そこには「最初の犯人は真犯人ではない」と書かれていた。

募金型誘拐事件

雪平の娘が誘拐される

雪平の娘美央と家政婦の牧村を誘拐したと雪平のもとで電話が入る。犯人は、マスコミを通じて誘拐事件を公表しろと要求した。誘拐事件についてTVで報道しているところへ犯人から電話が入る。「これは募金型の誘拐です」「美央ちゃんを助けたければ、一人10円ずつ身代金を支払ってください」と。雪平の口座に振り込めと。最後に「アンフェアなのは誰か?」と言葉を残して。

加害者広田の真相を調べよ

雪平の口座には身代金が集まらなかった。そこで犯人は次の要求を出す。牧村の夫と娘を死なせた事故の真相を探り、国民の同情を得て募金を集めよというものだった。事故の加害者広田 祐次は広真建設の社長であり、広田の父は政治家で、事故をもみ消したことが記事になった。広真建設の株が暴落し始める。

広真建設の株を買え

12億円の募金が集まると、犯人はその12億で広真建設の株を買うように要求する。15時に犯人に大金が入ると美央は解放されることになっていた。

事故の再調査と警察の謝罪

実は牧村は犯人と裏でつながっていた。牧村の目的は、警察の謝罪と事故の再調査であり、それを要求した。安藤は逆探知により犯人からの電話が新宿中央署の地下だとわかると、地下に行く。そこで、牧村と出くわす。安藤は誘拐されていた牧村が犯人だとは知らない。牧村はまだ警察の謝罪がないことを知ると安藤を撃つ。

美央解放

犯人に「安藤は死亡した」と聞いた牧村は、美央と解放されたことにする。様々な条件から犯人は警察署内にいることがわかる。雪村は安藤から牧村が誘拐犯の1人だと聞いたが、安藤が生きていることと牧村が犯人であることは伏せていて犯人牧村を泳がせていた。

加害者広田謝罪

牧村は広田に銃を突きつけ広田に謝罪を求める。広田は告白し謝罪し、牧村は捕まる。連行される途中牧村はスナイパーに射殺される。

✖マーク連続殺人事件

雪村に連行されている時に何者かに撃たれて死亡した牧村の言葉は「バツ」だった。また、牧村の削除されたメ―ルから「10時✖で待っている」というメールを復元した。

広田殺害

ゴミ置き場で広田の死体が見つかる。広田の手の甲には✖印がついていた。広田は殺害前日に日報新聞社の記者と会っていた。

日報新聞社編集長武田殺害

武田 にも手の甲に✖印があった。

情報解析係蓮見殺害未遂

佐藤は新聞社を辞め、自ら事件を追っていた。佐藤は蓮見と会い、牧村のメール「私、あなたの正体わかりました。あなたの正体は、ハスミさん」と書かれたメールを見せ、蓮見に詰め寄った。その頃警察でも共犯者が蓮見だと突き止めていた。雪平が蓮見の部屋に行った時には蓮見は死んでいた。✖印と佐藤和夫の名刺があ落ちていた。ライフルが蓮見の部屋から見つかった。 蓮見が生きていることから、犯人は再度蓮見を殺しにくるだろうとおとり捜査を行う。蓮見は殺しに来た犯人の顔「佐藤和夫」を見るが、小久保には取り逃がした顔は見ていないと言う。

岩倉書房森川殺害

瀬川の上司であった森川が死亡。手の甲には✖印があった。

人気作家久留米隆一郎殺害

同じく✖印があった。

webサイト✖の存在

雪村は蓮見からあるwebサイトのアドレスを聞き出した。webサイトを開くと、✖印と「アンフェアなのは誰か」という文字が浮かび上がる。「私」を入力しサイトに入ると「警告、このサイトはアンフェアな人間に罰をあたえるためにつくられた復讐サイトである。亡き友、瀬崎一郎、牧村紀世子、蓮見杏奈へ尊敬と賞賛を。管理人✖」と書かれてあった。サイトは3年前に佐藤和夫が作ったものだという見解に行き着いた。

佐藤和夫銃撃

webサイトの管理人が佐藤和夫と思った雪村は佐藤を呼び出す。「お前は何にもわかっていない」と銃を向ける佐藤を雪村は撃った。

黒幕の存在

死亡一日前、佐藤和夫は連続殺人事件の犯人として指名手配される。佐藤は雪村を呼び出し、事件の系列と犯人(黒幕)の目的を伝える。犯人の目的は雪平を苦しめ、最後に佐藤和夫を犯人に仕立てあげることだと。佐藤は自分を殺すように言う。そして犯人を誘き出す計画を立てる。 その計画は、サイトから佐藤を呼び出すメールを送る。サイトからのメールの内容は佐藤と犯人のみが知ることとなる。佐藤を銃撃後、最初に現れる人物こそが犯人であるだろうという計画だ。 佐藤が撃たれた後に姿を見せたのは安藤だった。5年前に雪平が殺してしまったパチンコ店立てこもり事件の少年と安藤は、どちらもコインロッカーに捨てられた子供で、一緒に育てられた仲だった。安藤は雪平への復讐のために一連の事件を起こしたのであった。 安藤はパチンコ店へ行き、「あなたに罰を与えにきました」と店長の足を撃つ。安藤と雪平はお互いに銃を構える。雪平は安藤を撃った。

エンディング

安藤の部屋に行くと、雪平と美央への手紙があった。中にはコインロッカーのカギが入っていた。コインロッカーの中には雪平に宛てたDVDが置かれていた。それを再生する雪村。憎しみだけを原動力に生きて行くのは疲れたと、そして雪村への想いが語られていた。 エンディングではそれぞれの事件の殺害シーンが流れる。安藤と雪平が対峙する前に、安藤は銃の玉を抜いていた。そして、ラストシーン、雪村は安藤が死んだ場所で安藤が最後に見た風景を見る。そこで、雪村は何かを見る。

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雪平は、安藤が死んだ場所に横たわり、安藤が最後に見た景色を見る。そして、あることを発見する。

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